
柔軟性(適合力)
DBSロジスティクスは長年CS(顧客満足)の追求を続けてきた結果たどり着いたのが今の姿です。印刷物の保管→物流代行、通販顧客の消費者対応代行→コールセンター・通販代行といったように、お客様のご要望に可能な限り対応するという当社の柔軟性が最大の強みであると自負しております。
これは、業務領域の拡張だけの話ではなく、例えば通販(フルフィルメント)代行などにおいて、顧客が希望される業務フローを最大限実現することに努めています。
物流代行業者(当社)の標準業務フローにお客様に合わせていただく、という形ではありません。そういう意味では、荷主のお客様が100社あれば100通りの業務フロー、すなわちオーダーメイド物流サービスを心掛けています。
高品質サービス

DBSロジスティクスは高品質物流サービスを売り物にしています。どのくらい高品質かと言いますと、7.9ppm、つまり100万回出荷した時の出荷誤差が約7.9件ということを意味します。当社の物流業務は大半が人の手によるものですが、人の手による物流業務でこの出荷誤差(精度)は決して容易なものではありません。
この高品質物流は、じつは初めからできていたことではありません。以前(コロナ禍以前の時代)は、ごく普通の標準的な出荷精度だったのです。ところが、組織としての成熟と相まって、以前とは異なる職場環境に変わっていきました。
センター長に聞くと、特に変わったことが2つあると言います。一つは、声を上げやすい職場の空気になったこと。最近よく耳にするようになった心理的安全性に当たります。たとえ誰かが業務でミスをしてしまっても、そのことを叱らない。もう一つは、当事者だけでなく他の人にも情報共有するようになったことです。何かの課題やミスは他部門や他の担当者が経験していることが少なくない。そこで、記録するなど情報共有することで業務のノウハウが標準化されていくわけです。
協力会社ネットワーク力
現在、茨城県のDBS物流センター(第1~第3オペレーションセンター)では、物流代行(3PL)事業・コールセンター事業がメインの事業拠点となっていますが、お客様の増加、受託業務量の増加によって徐々にリソースが狭まっています。
そこで、暫定的ではありますが、同業の協力会社様とのネットワークを活かしながらキャパシティを拡張できるようになりました。これも当社の大きな事業上の強みと言えます。
働きやすさ
当社DBSロジスティクスは役務サービス業を提供しています。役務サービスとは要するに従業員の業務サービス。従業員がどのような心身の状態で業務に従事しているかでサービスの質も変わっていきます。
業界的にどの企業でも人手不足だと言われています。だからこそ弊社では、「働きやすさ」を最上位の経営課題の一つとして認識しています。
まずは残業時間。コロナ禍以前は、繁忙時は月100時間を超える残業をこなしていた従業員もいましたが、今はまったく違います。平均的には月に十数時間程度の残業で収まるような体制となりました。これは、スポットワーカーさんのお力が非常に大きいかと思います。
次に、有給休暇の取りやすさです。入社時(正確には入社6か月経過後)は年次有給休暇は10日で、それから毎年1日ずつ付与日数が増えていきます。DBSロジスティクスでは全従業員が有給休暇を非常に取りやすくなっています。
最後に、賞与と報奨金です。年々業容が拡大し事業収益が増加していますので、従業員への賞与、期末報奨金などで分かち合い、働きやすさの向上へつなげています。